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『東京都薬用植物園』の『禁断の御花畑』こと、「芥子・麻試験区」。

 今回のお話 は、季節に合わせた植物のものだが、その一方では相当にシリアス なお話 にもなる。

 東京都小平市中島町。すぐ近隣の、西武拝島線東大和市駅からも、徒歩 僅か数分で行ける場所に『東京都薬用植物園』という植物園がある

 この『東京都薬用植物園』には、雛罌粟(ひなげし)を始めとする様々な種類のポピーがどん と植えられている『有用植物区』があり、わたしも雛罌粟(ひなげし)を見ていると、心が癒される。だが、その「有用植物区」のすぐ南側に、他の植物区とは明らかに違う、異様な場所がある。そこは、鋭い棘の付いた頑丈な二重の鉄柵で囲われて、四隅には高感度の防犯センサーまでもが完備された、あたかも要塞のような、厳しい雰囲気の感じられる場所なのである

 そこが、わたし自身に曰く、『禁断の御花畑』こと、「芥子・麻試験区」である。この、鋭い棘の付いた頑丈な二重の鉄柵で囲われて、四隅には高感度の防犯センサーまでもが完備された中で、一般の栽培が「阿片法」によって禁止されている、阿片の原材料となる芥子(ソムニフェルム種/セティゲルム種など)と麻を、研究の為に特別な許可を得て、栽培しているのである
 そして、上記のケシの開花期(毎年5月上旬→5月中旬)になると、麻薬取締員(麻薬Gメン)や薬事監視員や医学・薬学・看護学生を対象とした、「芥子特別講座」 が実施される。
 わたしはこの時期に、『東京都薬用植物園』の「芥子・麻試験区」の、鋭い棘の付いた頑丈な二重の鉄柵で囲われて、四隅には高感度の防犯センサーまでもが完備された中で美しく咲いている、芥子の花や麻を見ていて、
「人間には、決して超越してはならない一線がある」
 と思うようになるのである

 アフガニスタン共和国では、西暦1979年末に旧ソ連軍が侵攻    してから、度重なる日々の戦闘により、身も心も疲れきってしまった結果として、たまらずヘロインなどの麻薬に手を出してしまい、そのせいで、麻薬依存症になって身も心もぼろぼろになり果ててしまった旧ソ連軍の将兵が大勢いたし、現在も続いている、イスラム原理主義勢力『タリバン』の支配によって、同じように麻薬依存症になって身も心もぼろぼろになり果ててしまった患者 が大勢出てしまっている。西暦1996年に判明しただけでも、約92万人 という、悲しく寒い現実 があり、極めて深刻な社会問題になっているのである
 特に、アフガニスタン共和国、イラン共和国、パキスタン共和国の3ヶ国の国境が交錯する、『黄金の三日月地帯』と呼ばれる三日月形の国境地帯に広がる芥子畑は、もううんざりするほどに広過ぎるのである

 アフガニスタン人の立場から見れば、『東京都薬用植物園』の『禁断の御花畑』こと「芥子・麻試験区」の規模は他愛もないものに見えるであろうが、逆にわたし達日本人の立場から見ると、それがたとえば前述の、アフガニスタン共和国、イラン共和国、パキスタン共和国の3ヶ国の国境が交錯する、『黄金の三日月地帯』と呼ばれる三日月形の国境地帯に広がる広大な芥子畑は、どれほど最低限で見ても、東京ドーム10個分 は下らないのである。家屋の土壁の先に木の板を張り出して、その上に大量の生阿片を載せて天日干しにしている(この時、相当に嫌な臭い がすると言われている)という、或る意味では相当に恐ろしい家 もある
 アフガニスタン共和国の場合、密輸品が多いけれども 、電気製品や煙草などが商店のショーケースに並んでいて、これも当たり前のように、コカイン、ハシシュ、ヘロイン、マリファナなどが、商店のショーケースに陳列されている()という、極めて恐ろしい現実 がある
 これは、海外の事であるとは言えども、前述した法務省の麻薬取締員(麻薬Gメン)が聞けば、間違い無しにヒステリーを起こしてしまうであろう

 アフガニスタン共和国で製造された麻薬の60%は近隣諸国で消費されて、残りが欧州に流れている。そして、この一部が「国際社会の裏事情」に詳しい人ならばどなたも御存知の通り、スイス連邦のチューリッヒの『注射針公園』のような、悲しく寒い現実 に繋がっているのである
 しかしながら、スイス連邦のチューリッヒの『注射針公園』については、書く 事さえ憚られるおぞましさなので、やめておく

 わたしが、或る本 を読んで、知ったところによれば、麻薬依存症の患者は、痛み に対して、極端に鈍感になるという。手の指の骨をへし折られても、痛み を感じる事が無い。この為に、犯罪組織が暗殺者や刺客を仕立てる際には、麻薬依存症にしてしまう()という。前述 の通り、痛み も苦痛も感じないうえに、麻薬を手に入れる為には、どれほどの汚らわしい手段も厭わないからであり、本当に無茶苦茶になってしまうのである
 因みに、詳しい経緯 はかなり長くなるので、今回は省略させて頂くが、英語の「ASSASSINATION」(アサシネーション=暗殺)という言葉は元来、「ハシシュ」(大麻)から派生したものである事を、明確に書いて おきたい

 これは昨年5月、新聞やTVのニュースでも報じられていた事なのであるが、茨城県下妻市の小貝川公園では「阿片法」により栽培が禁止されているアツミゲシが、1ヘクタール・数十万本も発見されて、市職員らを総動員して、全部引き抜いた という事である。引き抜かれた アツミゲシは、一本残らず焼却処分されて、灰燼に帰したそうである。実はこのアツミゲシもまた『東京都薬用植物園』の「芥子・麻試験区」で栽培されている、芥子の一種なのである
 小貝川公園は、毎年5月下旬頃に開催される『小貝川フラワーフェスティバル』の会場だそうで、ポピーと間違って種が撒かれたらしい ポピーも芥子の一種なのであるが、花の色や形などからは、見分けがつかないので、気付くのが遅れたのであるとか
 幸いな事に、このアツミゲシは前述 した通り、大急ぎで、市職員らを総動員して、全部引き抜かれた 後で、一本残らず焼却処分されて、灰燼に帰して事無きを得たから良かったのであるが、このアツミゲシを精製して、鎮痛剤(モルヒネ)や咳止め(コデイン)にしたりと、医薬品の原料として「正しく」使用するのであれば、まだ良い方なのである。だがもしも、万が一にもこれが、その手の知識 に詳しい悪者に知られてしまって、真夜中に根こそぎ引き抜かれて 持って行かれて、ヘロインにでも精製されてしまったとしたら、…………
 嘘 や冗談 では絶対に済まされない、極めて重大な事件になってしまったであろう。 

 いずれにせよ、麻薬の原料となる芥子畑とは、世界中の犯罪組織の資金源であり、諸悪の根源であるが故に、最終的には爆撃機 や戦車 やブルドーザー、ハイ・オクタンのガソリンを満載したタンクローリーなどを呼び集めて、芥子畑にハイ・オクタンのガソリンを撒き散らして、燃料気化爆弾や焼夷弾の絨毯爆撃や、火炎放射器で徹底的に焼き払って、戦車 やブルドーザーの履帯で徹底的に蹂躙して、ペンペン草の1本も残らない更地に地ならしをしてしまわなければ、麻薬依存症の悲劇は終わらないのである。それよりも、コーヒーや茶の栽培を奨励する方が、遥かにマシな収入源になるであろう

 どういう事情があろうとも、決して麻薬にだけは、手を出してはならない
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鷲尾ミサゴ龍輔

Author:鷲尾ミサゴ龍輔
アニメーション『ニルスの不思議な旅』&航空機関係作品&音楽鑑賞&航空機&日本国自衛隊の資料収集が大好きな、東京都民です。

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