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『春の全国火災予防運動』の一環、『立川防災フェア』。

『春の全国火災予防運動』 は、毎年3月1日から3月8日にかけて実施されている。そして、その一環として、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地(立川広域防災基地)に隣接する、東京消防庁立川消防署がその時期に開催している、『立川防災フェア』というイベントがある。わたしは今日、そこに出掛けて来た

『立川防災フェア』の会場は、東京消防庁立川消防署の中の一角、消防救助機動部隊―一般に言う「ハイパーレスキュー」―の本部の、訓練場であった。午前9時30分に会場が開いて、それと同時にわたしは、早速、梯子車(立川L)の体験搭乗の整理券を入手したのである

 午前10時00分。いよいよ『立川防災フェア』のオープニング・セレモニーが開催されようとした、丁度その時であった。会場である消防救助機動部隊の本部の建物のスピーカーから、緊急通報が流れた。それというのも、近隣の武蔵村山市で交通事故 が発生した為、消防車(レスキュー車) の出動 を要請するものであった。
 東京消防庁立川消防署には、第8消防方面本部も所在している。おそらくは、交通事故 の当事者、若しくは目撃者 からの、119番通報 が、第8消防方面本部の「多摩災害救急情報センター」にかかって来た のであろう 。レスキュー車 が要請されたと言う事は、相当な重大事故に間違いない

『立川防災フェア』のオープニング・セレモニーのテープカットが行われる直前になって、先刻の119番通報 を受けて、レスキュー車 と救急車が1台ずつ、赤色回転燈を光らせながら 、サイレンも高らかに鳴らしながら、緊急出動 して行ったものだから、『立川防災フェア』の会場には一瞬、緊迫した空気が漂った。その直後、主催者・関係者の手によってテープカットは無事に行われたのである

 主催者・関係者のスピーチは飛ばしておく が、その後に始まった消防訓練は、本番さながらの「緊迫感」 に満ち溢れていた
 消防車の「代表選手」でもあるポンプ車 を筆頭に、レスキュー車 や大型化学車 や救急車も続々と登場して、消火作業 や人命救助を展開したのだが、それはもう迫力 の一言に尽きたのである。災害現場のビル(消防救助機動部隊の訓練場)から地上へ、まるでロープウェーのように被災者を素早く滑降させるシーンは、毎年初めの『消防出初式』でも御馴染みであるが、間近で見ると、「迫力」 が違う
 そればかりではなく、今回の消防訓練はさらに盛り上がりを見せたのである。立川消防署と第8消防方面本部に同居している、東京消防庁航空隊のAS―365「ドーファン」ヘリコプターも飛来して、大活躍をしたからなのである

 最後には、消防訓練に参加した全ての消防車 や、大昔に活躍した人力式のポンプ車などによる一斉放水 で見事に決定する ……筈だったのであるが、その時は風向きが悪く、何とその一斉放水 の水が、向かい風に流されて、こちらに逆流して来てしまったのである もっとも、会場には、
「一斉放水 の際には、風向きによって、水が逆流して来る事もありますので、御注意下さい」
 というアナウンスもあったのだが。この為に、ギャラリーが吃驚仰天して、
「うわあ、逃げろーっ
「冷たい こちらに水が吹いて来たぞ
 と、逃げ出す始末であった。わたしもその1人であり、わたしの着用していた外出用のフライトジャケットや、おろしたてのジーンズ も、びしょ濡れ で台無しになってしまった あーあ。暫く時間が経ってから、乾いたのであるが
 それでも、災害現場では、時としては思いもよらない「突発事故」や「二次災害」も発生するだろうから、一斉放水の逆流も「二次災害」の一種である、と割り切ってしまえば、それで良いのであろう

 東京消防庁航空隊のヘリコプターは、アエロスパシアル(現:ユーロコプター)ものが圧倒的に多いのだが、2機種が航空隊の専用ヘリポートで展示されていた。その中でも最大級のヘリコプターである、AS―332L「シュペルピューマ」は西暦2004年の『新潟県中越地震』の際、東京消防庁の消防救助機動部隊が中心になり、長野県・栃木県の緊急消防援助隊などと連携して、自身の崖崩れで数日間も埋まっていた乗用車から、2歳の男の子を救出して、病院に搬送したヘリコプターとしての、印象的な記憶がある
 その乗用車に乗っていて、生き埋めになっていた他の2人の母子も、消防救助機動部隊に救出されてから、病院に搬送したものの、その母子は残念ながら病院で死んでしまった。男の子には、母子の分まで長生きする事を望むばかりである

 一方、AS―365「ドーファン」は、「フェネストロン」という換気扇のようなテールローターを装備しているのが特徴で、騒音が少ないそうだが、意外とその独特の高周波音がビンビンと響くので、日中はともかく、夜間には飛ばして欲しくないものである。
 数年前、わたしの家の近隣の、国分寺市で火事があった時に、このAS―365「ドーファン」が現場統制の為に飛来して、周回飛行していたのであるが、火事があった時間が夜間だったものだから、「フェネストロン」の独特の高周波音が周辺一帯にビンビンと響いたので、一睡も出来なかったのである。当時、わたしと同じ思いをした人は、何人もいたに違いない
 それでも、映画『ブルーサンダー』(西暦1983年)に登場した、特別ヘリコプター「ブルーサンダー」の原型となった、SA―341「ガゼル」というヘリコプターもまた、同じフェネストロンを搭載しているのだから、嫌いとは言えないのである

 その時、隣接する陸上自衛隊立川駐屯地では、何がしかのセレモニーが行われていたのか、UH―1J「イロコイス」般用ヘリコプターや、OH―6D「カイユース」観測ヘリコプターが飛行していたので、そちらも見て楽しんだのである。わたしにはその詳細は分からなかったのだが、東部航空方面隊か、第1飛行隊の関連行事だったのであろうか
 これぞまさしく、一石二鳥と言えるだろう

 梯子車(立川L)の体験搭乗は、地上高 が約20m程度で、時間も2分弱とそれほど長くはなかったが、久しぶりに体験したせいで、わたしは相当に緊張したのである。これまでにも、毎年秋 に近隣の国分寺市の「武蔵国分寺公園」で開催されている『国分寺祭り』で、国分寺消防署の梯子車(国分寺L)の体験搭乗をしていたのだが、近年はその機会もなかったので、緊張したのだろう。

 消防救助機動部隊の大型化学車は、わたしの好きな車輛である。これほどまでにタフ で、ガッツ で、パワフル で、スパルタン な印象のする消防車 も、多くはあるまい。大型化学車は日野自動車のものに更新 されていたのであるが、わたしはどちらかと言えば、大型化学車は先代のいすず自動車の方が、お気に入りなのである
 わたしは、スマートでスポーティーな車輛も好きだが、こうした、厳めしいデザインの特殊車輛も好きなのである

『立川防災フェア』は午前9時30分から午後0時30分までの3時間であった。
 わたしは帰り際に、来場者用の駐車場に回り、そこに駐車されていた消防救助機動部隊の車輛も見た。そこには、ドーザーショベルやパワーショベルやブルドーザーなどの建設機械(重機とも言う)を搭載したセルフローダートラックや大型クレーン車などもあったので、消防救助機動部隊が、『阪神・淡路大震災』を教訓にして新編 された事が、わたしにも良く分かる。ドーザーショベルやパワーショベルやブルドーザーなどの建設機械を搭載したセルフローダートラックは、さながらアニメ『機動警察パトレイバー』に登場した、99式レイバーキャリアを連想させる
 わたしは、ドーザーショベルやパワーショベルやブルドーザーなどの建設機械も大好きなので、それを見ていて、胸が熱くなった。

 その後で、わたしは立川消防署に隣接する『立川防災館』にも立ち寄って、そこで非常食を試食する機会を得た。その中の「ソフトパンの罐詰」は、「フワッ」とした食感だったので、カステラかカップケーキのようであった。おやつにするには、もってこいのものだろう
 それから、わたしは家路 についた。

 命懸けで頑張る 消防隊員に感謝すると共に、わたし達もまた、絶対に火事を出さないように、気を付けなければならないのである
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鷲尾ミサゴ龍輔

Author:鷲尾ミサゴ龍輔
アニメーション『ニルスの不思議な旅』&航空機関係作品&音楽鑑賞&航空機&日本国自衛隊の資料収集が大好きな、東京都民です。

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